週末台北のスマートなLCC選び

LCCが日本でも本格的に運行し始めてから、韓国や台湾の近場なら忙しい社会人でも週末で気軽に行ける時代となりました。特に台北ならご飯も美味しく、冬でもあまり寒くないので行かれる方も多いのではないでしょうか?

週末に弾丸で台北に行く場合、有給を取らずでも土日2日間を丸ごと充実させる方法があります。それはズバリ、金曜の夜会社帰りに出発することです。
数あるLCC航空会社の中でも、社会人週末トラベラーにとって心強い金曜の夜に台北行きの便があるLCCは台湾のタイガーエア台湾、日本のバニラエアとジェットスター航空です。各航空会社のスケジュールは以下の通り。

 

タイガーエア:19時20分 成田発
ジェットスター:21時25分 成田発
バニラエア:22時00分 成田発

 

タイガーエアの午後7時20分の場合、5時半頃には成田についていないといけない為、都内にお勤めの場合は会社を4時半頃には出なければいけないことになるので、現実にはジェットスターかバニラエアの二択となります。

どうせあんまり変わらないんでしょ?と思われるかもしれませんが、値段が同じくらいであれば、ジェットスターがオススメです!その理由を3つ紹介します。

 

理由その1:深夜便で45分の到着時間差は大きい

 

ジェットスターは21時25分成田発、深夜0時30分台湾桃園国際空港着のスケジュールとなってます。日本時間で言うと深夜1時30分。
一方バニラエアは22時00分成田発、深夜1時15分、日本時間2時15分着です。

 

一週間の仕事を終えて疲れきったまま飛行機4時間に乗る事になるので、ヘトヘトの方も多くなります。台北での週末を充実させるのならば、一刻も早くホテルについて休みたいところです。深夜着の場合、到着時間が45分早いジェットスターを使った方が、余分に休養できます。ちなみに、筆者の場合、ジェットスターで桃園空港に到着後、タクシーで市内に向かっている際にちょうどバニラエアの便が着陸するのを見ました。バニラが着陸してる時にこっちはすでに市内に向かっていたので少し得した気分になります。

 

深夜に桃園に到着した場合でも、市内行きのバスは複数種類出ているので交通に困ることはありません。タクシーも日本円で4000円くらいで市内にいけちゃうので、時間を優先するのであればタクシーを使う事をお勧めします。

 

理由その2:空港でのチェックインがスムーズ


ジェットスターもバニラエアも成田のLCCターミナル、ターミナル3を使いますが、チェックインの方法が少しだけ異なります。ジェットスターは大手のエアラインのように並んで、荷物があろうがなかろうがカウンターに行きチェックインをします。ジェットスターケアンズブリスベン行きのカウンターと一緒に使っている為、カウンターの数が多いのですが、20時近くになるとオーストラリア便は既に出発する時間になるのでチェックインカウンターは人がまばらになり、並ぶ時間も5分ほどで済みます。一方バニラは、一度荷物検査があり、ここで荷物のサイズと重さを厳しくチェックされます。そこで問題がなければ自動チェックイン機で自らチェックインし、預ける荷物がなければそこで終了ですが、預ける荷物があればさらに並ぶことになります。ジェットスターの方が圧倒的にプロセスが楽です。

 

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Vanila air のチェックインカウンター列

 

写真でも分かる通り、列の違いは一目瞭然です。


バニラは同じ時間帯に台北以外に香港行きの便もある為、人が多くなっているのも混雑の原因の一つです。


理由その3:ジェットスターはスタッフの対応が良い

 

これはあくまでも主観です。バニラとジェットスターの両方に乗ったことがありますが、感覚的にジェットスターのチェックインやCAの対応はジェットスターの方がよかったです。また、パイロットの挨拶もしっかりしており、気持ちの良い旅ができました。

 

最後に簡単に機内の紹介です。
席の幅はLCCの標準サイズかと思います。通路側に座ればそこまで狭い間隔はないですが、窓側は少し閉じ込められた感じがするのでLCCではあまりお勧めできません。

頼んだ覚えが全くないカツカレーが来ました。絶対頼んで無いのに。。。

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味は普通です。

 

いかがでしょうか。週末だけで気軽に海外旅行ができる今、エアラインの選び方一つで旅の質は大きく変わります。もちろん、その時のチケットの価格やご自身の都合あっての話ですが、どのエアラインを使うべきか悩んだ時の参考にしていただければと思います。